オンコロの中山です。
緊急事態宣言も少しずつ緩和され、いよいよ通学が再開される学校も増えつつあります。
入学式もできず、友達にも会えず、普段通り遊ぶこともできず、好奇心旺盛な、また、成長真っ盛りの子ども達にとっては、この再開への兆しは喜ばしいものではないだろうか。(まだ、一部行動に慎重にならなければならないが)
同時に、2020年から小学校において、正式に義務教育として「がん教育」がスタートしました。
がん教育を実施する目標は2つ。
①がんについて正しく理解することができるようにする
②健康と命の大切さについて主体的に考えることができるようにする
今までの、タバコががんになりやすいとか、死因1位とか、そのような、簡単なこと以外も教育に盛り込まれている。
子どもたちにもっと「考えさせる」のだ。
私は、オンコロの電話で問い合わせを受けていて、常々思う。
全てではないが、がんになってからでしか、人はがんを学ばない、関心がない、と。
だから、このような、若くしてがんを学ぶことのスタートを本当にうれしく思う。
若くしてがんを学んだ若者たちが、きっと、がんの未来を変えてくれるかもしれません。
いつも、終わりどころが分からなくなってしまうのですが、いつか、あなたの子どもから学校で学んだがんの話が出るかもしれません。
その際は、是非、大人の目線ではなく子どもの目線に立って、いま一度、がんについて初心に戻って子ども達と一緒に考えてみるのはいかがでしょうか。
私たちオンコロもがんを学ぶ人たちのの為に、これからも正しい情報の発信に努めて参ります。
今後ともよろしくお願いいたします。
中山 裕樹
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