本ページは、グラクソ・スミスクライン株式会からの委託による治験広告となります。
また、治験を実施する実施医療機関の審査・承認を受けたものを掲載しております。
はじめに
多発性骨髄腫とは、骨髄にある細胞ががん化する血液がんの一つです。
本治験は、多発性骨髄腫の方を対象とした、新しいお薬の治験です。
すでに多発性骨髄腫に対してお薬による治療を受けたことがある方を対象に、新しいお薬の効果および安全性を確認するために実施されます。
治験について
まだ承認されていないお薬が「安全に使えるか」、「効き目があるか」、また、「現在一般的に使用されているお薬よりも優れているか」などについて試験します。
これらの試験の中で人に対して行われる試験(研究)のことを「治験」といい、その治験で調べられるお薬を「治験薬」といいます。
※医療者の方は「医療従事者向けページ」より本治験の概要をご覧ください
本治験の参加条件・対象
・18歳以上の方
・多発性骨髄腫と診断されている方
・多発性骨髄腫と診断された後に治療を受け、直近の治療で疾患の進行が記録された方
・過去に受けた治療による副作用が回復または軽快している方
その他にも条件がございます。詳しくはお問い合わせください。
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実施医療機関所在地(8月17日更新)
岩手県紫波郡/山形県山形市/群馬県渋川市/群馬県前橋市/埼玉県入間郡/東京都港区/愛知県名古屋市/京都府京都市/大阪府吹田市/鳥取県米子市/岡山県岡山市/広島県福山市/福岡県福岡市/熊本県熊本市
※上記の医療機関は、大学病院やがんセンター、都道府県立病院等です
※実際の治験実施医療機関名は参加の可能性がある患者さんにお伝えします
※IRB承認状況と実際の募集状況により記載は変更されます
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治験デザインと治験薬
治験デザインについて
この治験では、多発性骨髄腫であると診断され、過去に多発性骨髄腫に対して少なくとも1種類以上の治療を受けた後に病気が進行した方が対象です。
治験薬を使用する群(A群)と、標準的な治療法の群(B群)とでお薬の効果と安全性を比較することを目的としています。
1対1の割合でA群またはB群にランダムに振り分けられ、どちらの治療群に割り付けられるかは選択することができません。
またどちらの治療群も他方の治療群には変更はできません。
治験薬(抗体薬物複合体, ADC)について
この試験の治験薬は、抗体薬物複合体(Antibody-drug conjugate, ADC)※というお薬です。
この治験薬は多発性骨髄腫の患者さんのがん細胞上で発現するB細胞成熟抗原(BCMA)にピンポイントで結合します。
がん細胞に的を絞って抗がん剤を届けることで、正常な細胞への影響を避けながら、がん細胞を攻撃し死滅させると考えられています。
また、人の体内にもともと存在している免疫細胞を呼び寄せる効果があるとされています。
※抗体薬物複合体(ADC):抗体に抗がん剤などの薬を付加したものです。抗体が特定の分子をもつがん細胞に結合する性質を利用して、薬を直接がん細胞まで運び、そこで薬を放出することで、抗腫瘍効果を発揮します。
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投与期間について
A群
投与サイクルは1サイクル28日(4週間)です。
B群
投与サイクルは1サイクル21日間(3週間)です。
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治験に参加した場合の費用負担
原則として治験に参加している間の治験に関わる検査費用や薬剤費等は、治験を実施している製薬会社が負担します。さらに、治験に参加される方の交通費等の負担を軽減するために一定額の「負担軽減費」の支払いがあります。詳しくはオンコロコンタクトセンターにお問い合わせください。
一方、治験に関係しない費用(診察料や他の病気に対する医療費など)についてはご自身のご負担となります。
お問い合わせ先
■お電話で問い合わせる
※お電話口で「多発性骨髄腫の治験について」とお伝えください
■メールで問い合わせる
※メールタイトルを「多発性骨髄腫の治験について」と記載ください
医療者従事者向けページ
主治医(医療従事者)の方はこちらから本治験の詳細とご紹介の流れをご確認いただけます。
個人情報の取扱いについて
あなたの個人情報は保護され、あなたの許可するもしくは法律で必要とされる場合を除き、提供された情報は「オンコロ」の当該治験の担当スタッフ、患者さんの担当医、治験実施施設のスタッフのみが共有します。
それ以外の人には、あなたの情報が開示されることはございません。
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