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ポテリジオ(モガムリズマブ)

本ページは株式会社インテリムとオンコロで共同で作成しています。

目次

概要

一般名 モガムリズマブ
商品名 ポテリジオ
治験薬コード
一般名英語表記 Mogamulizumab
商品名英語表記 POTELIGEO
種類 分子標的薬
種類 抗CCR4抗体
投与経路 注射
適応がん種 CCR4陽性の成人T細胞白血病リンパ腫
再発又は難治性のCCR4陽性の末梢性T細胞リンパ腫
再発又は難治性のCCR4陽性の皮膚T細胞性リンパ腫

特徴

ポテリジオは、CCR4(CCケモカイン受容体4)と結合する抗体薬です。CCR4 は、ヘルパー2 型T細胞(Th2)や制御性T 細胞(Treg)で発現しています。これらの細胞ががん化したT細胞リンパ腫(CCR4陽性T細胞リンパ腫)では、CCR4を標的として治療を行います。ポテリジオががん細胞上のCCR4と結合すると、抗体依存性細胞傷害(ADCC)活性によりがん細胞を破壊します。

効能・効果

CCR4陽性の成人T細胞白血病リンパ腫
再発又は難治性のCCR4陽性の末梢性T細胞リンパ腫
再発又は難治性のCCR4陽性の皮膚T細胞性リンパ腫

用法及び用量

1)CCR4陽性の成人T細胞白血病リンパ腫
通常、成人には、モガムリズマブ(遺伝子組換え)として、1回量1mg/kgを1週間間隔で8回点滴静注する。
他の抗悪性腫瘍剤と併用する場合は、通常、成人には、モガムリズマブ(遺伝子組換え)として、1回量1mg/kgを2週間間隔で8回点滴静注する。
なお、化学療法未治療例に対しては他の抗悪性腫瘍剤と併用すること。
2)再発又は難治性のCCR4陽性の末梢性T細胞リンパ腫、再発又は難治性のCCR4陽性の皮膚T細胞性リンパ腫
通常、成人には、モガムリズマブ(遺伝子組換え)として、1回量1mg/kgを1週間間隔で8回点滴静注する。

重大な副作用

Infusion reaction、重度の皮膚障害、 感染症、B型肝炎ウイルスによる劇症肝炎、腫瘍崩壊症候群、重度の血液毒性肝機能障害、間質性肺疾患、高血糖

参考リンク

https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291422A1

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