リサーチ担当の濱崎です。
最近、がん患者さんのことをより深く知りたいという製薬会社さんからの要望がとても多くなっております。これはとても良い傾向であると私は感じています。なぜなら、製薬会社は患者さんのためのお薬を取り扱っているからです。患者さんを知らずしてどうするの?ということです。
製薬会社は、売上の大部分が医師の処方によって取り扱われる医療用医薬品です。そのため、売上を増やすためにそのお薬の選択を左右する医師の調査が多く実施される傾向にあるのです。しかし、それは真に患者さんのことを考えていると言えるのか疑問でした。
今、製薬会社は真剣に患者さんの声を聞こうとしていると思います。調査結果を元により良い医療環境作ることに活用をしてくれるはずです。例えば、より詳しくニーズにマッチした冊子作成、情報コンテンツ、医療者への情報発信などです。これは、製薬会社の担当者と会話していて感じていることです。
私のオンコロリサーチで目指している『患者さんの声がしっかり反映される医療』への第一歩は既に始まっています。
このように環境が変わり始めている今だからこそ、もっと患者さんの協力が必要になってくると思います。
今後も引き続きオンコロで募集する調査があればご協力をお願いいたします。
濱崎 晋輔
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