こんにちは、オンコロの高橋です。
ようやく梅雨も明け、いい天気の日が続くようになったので出かけた先日、階段で転んで足に2か所大きな擦り傷を作りました。
出先で絆創膏と消毒液を買い、ついうっかりレシートを捨てそうになったのですが、はっとして財布に戻しました。
それは年度末の医療費控除のためです。
以前、高額療養費制度と限度額認定証のお話をコラムにて書いたのですが、そのあとほかにも医療費を抑える方法があった、と思いだしました。
正確に言うと、1年間にかかった医療費に応じて所得税が安くなる制度、それが医療費控除です。
医療費控除についての詳細は以下のサイトをご覧ください。
https://www.hokennavi.jp/cont/column-knowhow-036/
※個人的に一番わかりやすいと思ったサイトです
はっきり言って確定申告時にこれを行うのは結構手間です。
そもそも医療費がかかったたなぁ、と思ってこれを行っているくらいなので、結構な量のレシートがあります。
先述の絆創膏と消毒液代のようなものも含めることができるので本当に軽微なものまで集めると結構な数になります。
また、同一家計の人間のまとめることができるので、我が家でいえば家族全員分の医療費レシートをまとめなければいけません。ですが、これを行っておくと申請から数ヶ月後、数万円が還付されるのです。
どれぐらいの方がこの医療費控除行っているのか調べてみましたが、はっきりしたデータは見つかりませんでした。
ただ、以前私が住む自治体の役所にこの医療費控除の用紙を取りに行った際、恐らく2月頃、すでにそこにあった分の用紙はなくなっていました。
聞いてみたところ「大変人気の為、なくなってしまいまして…」と冗談のような回答が返ってきたのをよく覚えています。
結局我が家はダウンロードしましたが、あまりパソコン作業が得意でないという方は市役所等からもらってくるのがよいかもしれません。その場合、なくなってしまっている可能性もあるので、できるだけ早めにもらいに行くのをおすすめします。
ちなみに、用紙は国税庁ホームページからダウンロードできます。
http://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/iryouhikoujo.htm
以前コラムに書いた高額療養費制度と限度額認定証にせよ、医療費控除にせよ自ら申請しないと恩恵を受けることができない制度です。
だからこそ、もしご存知ない方がいるのであれば知ってもらいたいな、と思い、ご紹介させていただきました。
高橋 ミカ