こんにちは、オンコロの高橋です。
普段は治験の被験者募集広告の作成管理を行っている私ですが、最近はいろいろな企画やコンテンツにかかわることが増えています。
以前はペイシェントサポートプログラムについて書いたのですが、今回はまた別のものにもかかわることになりました。
それがこのプログラムです。
PCRD2『SLE患者の全血・免疫細胞を用いた医薬品候補化合物の薬効評価』
https://raresnet.com/special/2nd_pcrd2_sle/
※外部サイト(姉妹サイト レアズ)に遷移します。
これはオンコロの姉妹サイト、難病・希少疾患情報サイト RareS.(レアズ)で実施しているPCRD2というプログラムです。
PCRD2は東京大学とレアズ・オンコロを運営する3Hホールディングス株式会社が共同で行う患者さん中心の医薬品開発の推進を目的とした「患者中心主義に基づく希少疾患研究開発プログラム」です。
難病・希少疾患領域では患者さんの数が少ないため、その病気やお薬の研究がなかなか進まないという背景があります。
PCRD2では、そういった疾患の研究の促進のために患者さんの協力のもと検体(血液など)をご提供いただき、疾患の研究に役立てていきます。
普段、オンコロに掲載している治験の募集とは違い、お薬を実際に使用するような研究ではないという点では、少し残念に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、その前段階にあたるPCRD2は今なかなか研究開発が進まない領域の今後に役に立つことを狙っています。
今現在は難病・希少疾患領域でのみ実施していますが、オンコロが取り扱うがん領域においてもいわゆる希少がんと呼ばれるがんがあるわけですから、PCRD2を拡大していくことで、がん領域にも波及させていけるのではないかと、思わずにはいられません。
他にもこういった基礎になる研究は実施されているので、今一度研究の意味なども含めて興味があるものがあればぜひ見てみてください。
オンコロでもお調べするお手伝いが可能ですので、お問い合わせいただいてもかまいません。
患者さんのご協力が必要不可欠ですので、代表して、というのは大変おこがましいですがよろしくお願いします。
高橋 ミカ