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【オンコロメルマガ】今だからこそ考えたい 在宅療養とコミュニケーション[vol.241]

こんにちは、オンコロの山﨑です。

唐突ですが、今回のコラムでは「在宅療養」についてお話させていただきます。

ご存知の方も多いと思いますが、在宅療養とは入院ではなく、「ご自宅などの住み慣れた環境で治療を受け、休息、回復をはかる」という意味があります。

現在オンコロでは、北里大学との共同研究の一環として、この「在宅療養」をテーマとした患者さん対象のアンケートを実施しています。

研究詳細・ご案内ページ:https://oncolo.jp/reserch/r20210720c

時代の流れもあり、今後ますます在宅療養が促進される可能性がありますが、その中で「コミュニケーション」が課題になることが想定されます。

なぜなら、在宅療養を受けられている方は、他者への負担感(self-perceived burden 以下:SPB)を感じやすいという傾向があるとされており、SPBを軽減するためには、コミュニケーション方法が重要と考えられているからです。

それらを踏まえて、この研究では、ご自宅で療養されているがん患者さんとご家族や医療・介護専門職の方と患者さんの適切なコミュニケーションのあり方について考えることを目的としています。

この研究は普段、オンコロに掲載している治験の募集とは異なり、直接のお薬の開発を目的としたものではありません。

しかしながら、患者さんご自身のお気持ちという部分も非常に重要であると考えていますので、大きな意義を感じています。

患者さんのご協力が必要不可欠ですので、ご体調・ご都合がよろしければアンケートにご回答をお願いいたします。
少しでもコミュニケーションの向上に貢献できれば幸いです。

山﨑 和樹

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