こんにちは、メディカル・プランニング・マネージャーの川上です。本日公開されたばかりの情報をお届けします!
2019年7月18日(木)から20日(土)の3日間、京都で開催される第17回日本臨床腫瘍学会学術集会(会長 藤原康弘先生:国立がん研究センター副院長)は、学術集会での患者・家族向け参加費優待プログラム(PAP)を実施し、昨年に引き続き、交通・宿泊費の助成を行う「トラベルグラント」を募集しています。このトラベルグラントは、「学術集会で学びたい」という方が遠方の方でも参加しやすいように設定されており、特別な活動をしていなくても、お気軽にご応募いただける枠組みになっています(ただし、選考があります)。詳細・お申し込みは、コチラ
記載の、7.トラベルグラント募集要項 をお読みください。トラベルグラントのお申込みは4月30日までです。
今年の学術集会のテーマは、「がんゲノム診療元年」。この十数年、分子標的薬が続々と登場し、近年では免疫チェックポイント阻害剤が登場、最近では、がん細胞の遺伝子レベルでの個々の変異に合わせた治療などが実用化しています。昨年12月には「OncoGuide™ NCCオンコパネル システム(以下、NCCオンコパネル)」と「FoundationOne® CDx がんゲノムプロファイル(以下、ファウンデーション・ワン)」が遺伝子パネル検査として承認され、保険収載を控えており(2019/2/27 オンコロ記事より)、まさに、今年は、がんゲノム診療の元年となるでしょう。
医療の進歩は喜ばしいことですが、同時に、さまざまな領域の方々と共有できるルールや倫理を整えていく必要があります。ゲノム診療について、医療職だけでなく、がんに関わるあらゆる立場の方々が領域を超えて課題を共有し討論することが求められています。今回の学術集会は、これからの「がんゲノム診療」の適切な発展のために患者として、市民としてできることを共に考えるために必要なことを学ぶには、最高の機会になると思います。
第17回日本臨床腫瘍学会学術集会のプログラムについては、コチラからご確認ください。
もちろん、PAP専用のお部屋では、学術集会初者の方にもわかりやすいプログラムが準備されていますので、どうぞお気軽に、エントリーしてくださいね。PAP会場では、3日間、川上が皆さまの学びをサポートさせていただきます。