目次
ニモツズマブの薬剤概要
製品名
未定
一般名
ニモツズマブ(nimotuzumab)
用法用量
未定(1週間に1回、ニモツズマブとして400mgを静脈投与する)
効能効果
未定(進行・再発胃癌患者)
主な副作用
未定(皮膚障害、好中球減少症、下痢、悪心、脱毛症、食欲減退、疲労、白血球減少)
製造承認日
未定
ニモツズマブの作用機序
ニモツズマブはヒトEGFRに対するIgG1モノクローナル抗体です。EGFRを標的として特異的に結合することで、EGFの結合を妨げ、抗腫瘍効果を発揮します。
ニモツズマブの最新文献
文献の概要
進行・再発胃癌患者さんの二次治療として、ニモツズマブとイリノテカンの併用療法をする群、イリノテカンを単剤療法をする群に分けて、その有効性(PFS)を比較検証した試験。結果は、両群ともに有効性に差がないことが判った。しかし、 対象をEGFR2陽性/3陽性の患者に絞り込むと、イリノテカン単剤療法に比べてニモツズマブとイリノテカン併用療法はPFS(無増悪生存期間)、OS(全生存期間)、RR(奏効率)が高いことが判った。
文献の出典
Gastric Cancer
文献の発刊日
2014年9月
ニモツズマブの口コミ
医師のコメント
#Nimotuzumab much safer than #Cetuximab as a replacement agent against #Cisplatin! Discussion at #29ICON #H&NCancer
— Dr.Harsha Doddihal (@Harshadod) September 14, 2013
その他医療関係者のコメント
難治性の進行または再発胃癌へのニモツズマブの効果はEGFRの発現具合と相関する傾向【ASCO GI 2011】 http://bit.ly/hdXDoy #NMonl
— 日経メディカル (@NMonl) 2011年1月23日
第一三共のニモツズマブ 胃がん・肺がんで国内P3開始 18年申請予定 http://t.co/7QogtJ8aK2
— ミクス編集部 (@mixonlinejp) 2013年4月27日
第一三共、抗EGFR抗体「ニモツズマブ」の国内における第3相臨床試験開始のお知らせhttp://t.co/BK9bM5FFGJ ニモツズマブの肺癌および胃癌を対象とする第3相臨床試験を国内において開始しましたので、下記の通りお知らせします。
— gorinotsukudani (@gorinotsukudani) 2013年4月25日
The Proposed Mechanism of Action of Nimotuzumab http://t.co/7MziCKgEtQ #targetedMOA
— Targeted Oncology (@TargetedOnc) 2013年6月15日
ニモツズマブの治験情報
治験の概要
EGFR過剰発現の進行・再発胃癌患者さんの二次治療として、ニモツズマブとイリノテカンの併用療法をする群、イリノテカンを単剤療法をする群に分けて、その有効性(OS)を比較検証する治験
治験の期限
2018年1月
参考資料
1)胃癌治療ガイドライン
2)第一三共プレスリリース