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自己免疫疾患

自己免疫疾患とは、何らかの原因により免疫系が過剰に働き、自分自身の正常な細胞に対して敵対反応を示してしまい自分の細胞・組織に炎症などの問題が生じてしまう疾患です。免疫系が正常の場合は、からだの外部からの侵入者である細菌やウイルスなどの抗原に対して免疫細胞などが自己(自分)と非自己(自分でないもの)を正しく識別して、からだを守る仕組みが備わっています。自己免疫疾患の原因ははっきりわかっていませんが、発症者に女性が多いことからホルモンが関係しているのではないかとの推測がなされています。ホルモン以外にはストレスがあげられています。自己免疫疾患の種類は大きく分類して数十種類にのぼりますが、代表的なものとして関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、アトピー性皮膚炎などがあります。治療はステロイドや免疫抑制剤といった、炎症を抑えて免疫機能が過剰に働くことを防ぐことが有効とされています。

作成:株式会社インテリム

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