病原微生物とは、感染症を引き起こす原因微生物のことです。
その大きさによって、「ウイルス」、「細菌」、「真菌」、「原虫」の四つに分けることができます。
一部のがんについては、ウイルスや細菌による感染が、その発生の重要な原因であることが判明しています。
現在、がんとの因果関係が疑われているものまで含めると、ヒトパピローマウイルス(子宮頸部がん)、EBウイルス(バーキットリンパ腫 )、ヒトTリンパ球好性ウイルス(成人T細胞白血病)、B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス(肝細胞がん)、カポシ肉腫関連ヘルペスウイルス(カポジ肉腫)、ヘリコバクター・ピロリ(胃がんおよび胃MALTリンパ腫(疑い))があります。
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