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目次
概要
一般名 | イキサゾミブ |
商品名 | ニンラーロ |
治験薬コード | |
一般名英語表記 | Ixazomib |
商品名英語表記 | Ninlaro |
種類 | 分子標的薬 |
種類 | プロテアソーム阻害剤 |
投与経路 | 内服 |
適応がん種 | 再発又は難治性の多発性骨髄腫、多発性骨髄腫における維持療法 |
特徴
イキサゾミブは、細胞内に存在する蛋白質分解酵素複合体(プロテアソーム)に結合し、キモトリプシン様活性を不可逆的かつ選択的に阻害する抗悪性腫瘍薬です。がん細胞のプロテアソームを阻害しがん細胞のアポトーシスを引き起こす作用を有しています。
また、従来の注射剤で投与するプロテアソーム阻害剤と異なり経口剤で治療可能な薬剤です。
効能・効果
再発又は難治性の多発性骨髄腫
多発性骨髄腫における維持療法
用法及び用量
レナリドミド及びデキサメタゾンとの併用において、通常、成人にはイキサゾミブとして1日1回4mgを空腹時に週1回、3週間(1、8及び15日目)経口投与した後、13日間休薬(16〜28日目)する。この4週間を1サイクルとし、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
重大な副作用
血小板減少症、 重度の下痢、 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、 末梢神経障害、可逆性後白質脳症症候群、感染症
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291049M3027
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