「笠井信輔のこんなの聞いてもいいですか」とは
現在、巷にあふれる健康・医療の情報は玉石混合。ときに惑わされ、正しい選択ができず悲しい思いをする患者さんがいらっしゃいます。
情報過多の世界で、何を信じたらいいのか。「笠井信輔のこんなの聞いてもいいですか」では、ご自身も悪性リンパ腫のサバイバーでいらっしゃるフリーアナウンサーの笠井信輔さんをホストに迎え、がんの基礎情報から生活の在り方まで、幅広い内容を共に学んでいきます。
第2回テーマ「インチキ治療に騙されるな!」
第2回は「インチキ治療に騙されるな!」をテーマに、日本医科大学武蔵小杉病院 腫瘍内科 教授 勝俣 範之 先生と議論を深めます。
患者さんやそのご家族が直面する治療選択という問題。皆保険制度の日本では、誰しもが「標準治療」を受けることができます。一方で、巷には「自由診療」を取り扱う医療機関も…。
「標準治療」「自由診療」とはいったい何なのか。そして、「インチキ治療」の危険性とは。
笠井さんが患者の立場から鋭く切り込みます。
プロフィール
笠井信輔さん
■ご略歴
生年月日:1963年生まれ
出身地:東京都出身
血液型:A型(Rh-)
1987年フジテレビアナウンス部入社後2019年10月よりフリーになる。
趣味の映画鑑賞は新作映画を年間130本以上スクリーンで観るほど。
舞台鑑賞は特にミュージカル、とりわけ宝塚歌劇団好き。
趣味:映画鑑賞 舞台鑑賞 カラオケ
勝俣 範之 先生(日本医科大学武蔵小杉病院 腫瘍内科 教授)
■ご略歴
1963年山梨県富士吉田市生まれ
1988年富山医科薬科大学医学部卒業
1988年より徳洲会病院にて研修を開始。鹿児島で離島医療研修も経験する。
1989年より茅ヶ崎徳洲会病院内科レジデントとして内科各科を研修。
1992年より国立がんセンター中央病院内科レジデントとなる。
当時は、各科ローテーションの制度はなかったが、自ら内科各科を研修、血液腫瘍、骨髄移植、婦人科化学療法にも従事する。
1997年国立がんセンター中央病院内科スタッフとなる。
JCOG臨床試験に関与するようになる。2004年ハーバード大学生物統計学教室に短期留学、ダナファーバーがん研究所、ECOGデータセンターで研修を受ける。
その後、国立がんセンター医長を経て、2011年10月より、日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授として赴任。腫瘍内科を立ち上げ、今日に至る。
日本内科学会認定医
日本乳癌学会認定医
日本臨床腫瘍学会指導医
日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医
日本癌治療学会がん治療認定医
日本サイコオンコロジー学会コミュニケーション技能訓練ファシリテーター