6月9日をもちまして「がんの臨床試験に関する意識調査」アンケートは終了となりました。
お陰様で2,000名以上の方から回答を頂くことが出来ました。
これより本調査は学会での発表に向けて準備を進めてまいります。結果についてはオンコロ上でも公開いたします。
沢山の方のご協力誠にありがとうございました。
目次
■背景
臨床試験(治験)が円滑に進まない要因の一つとして被験者不足があげられます。しかし、がんの臨床試験への参加を希望する患者は決して少ないわ けではありません。このような一見矛盾したような状況になる原因としては、クライテリアの複雑化、臨床試験情報や治験啓発が不足している、実施制度や各関 連機関の事情等、様々な要因が重なり合っている事が推測されます。
■調査目的
上記の背景のような、患者が治験に参加しにくい現状をうけて、がんの臨床試験(治験)について医師、患者、家族、製薬企業等、それぞれの立場の 方がどのような意識を持っているのかを調査することにより、立場による認識の違いを確認し、臨床試験を円滑に進めるうえでの課題解決の一助とすることを目 的としています。
■調査結果について
このアンケートで得られた結果は、集計されたのち専門家による統計解析を行い、個人が特定できないよう配慮したうえで、日本臨床腫瘍学会等での 発表に使用する予定です。また、アンケートへの協力頂けた方を含める全ての方にも調査結果がわかるよう、「オンコロ」等でも公開をする予定です。
■調査協力
・株式会社クリニカル・トライアル
・キャンサーネットジャパン(CNJ)
・西日本がん研究機構(WJOG)
・日本臨床腫瘍学会JSMO14th
・中央大学理工学部 生物統計学研究室
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