抗うつ薬は、典型的には、抑うつ気分が持続したり希死念慮(具体的な理由はないが漠然と死を願う状態)を特徴とするうつ病のような気分障害に用いられる薬です。がんであることを知った患者さんの中には治療介入が望まれる精神症状をかかえることがあります。精神症状として最も頻度が高いものが不安と抑うつであり、抗うつ薬が使用されることがあります。

作成:株式会社インテリム

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