無再発生存期間(RFS: relapse-free survival)とは、
がんの再発を認めない状態で生存している期間をいいます。
がんの種類や臨床試験で定められた条件などによって違いがあります。
がんの臨床試験の評価項目に関して、乳がんや大腸がんなど、特に予後の良い集団を対象とする場合、
全生存期間(OS)が主要評価指標だと、現実的でないほど膨大な登録患者数や
極めて長期の追跡を必要としてしまうことから、次善の策として全死亡に加えて
再発もイベントとする無再発生存期間を主要評価指標とすることもあります。
作成:株式会社インテリム