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「私がオンコロで学んだこと」薬学生のインターンシップ体験記vol.5(最終回)

こんにちは!ゆきだるまです。暖かい日が続きますね。ゆきだるまは溶けてしまいそうです(笑)

あの寒かった1月からもう1か月以上がたちました。私のインターンシップ体験は最終回を迎えました。最後に学んだことを振り返ってみようかと思います。

みなさん私の一番最初のブログはご覧になられたことはありますでしょうか? 私は3つのことを学びたいと思い、インターンシップに応募しました。

1.医療情報の提供方法のバリエーションを増やしたい
2.治験情報の「提供の仕方」から「集め方」まで学びたい
3.セミナーの運営に関わりたい

※「私がオンコロでインターンをする理由」薬学生のインターンシップ体験記Vol.1はこちら

医療情報の提供方法
一言でいうと「想像以上に厳しい世界」でした。最近はインターネットを使用して簡単に情報を発信できます。ですので、私も学校で学んだことを発信できたらと思っていました。しかし、確かな情報を載せることは大変で、かなり難しいことを実感しました。根拠のある最新の情報を探し出すことは、相当な専門的な知識(時には英語を読み取る力)が必要でした。そして、公開した情報に対して責任を負うことの重大さを知りました。とくに医療情報に関しては、人の命を左右するほど大きな影響を及ぼす可能性があります。そのため、より確かな情報の発信を心がけている、オンコロのような情報サイトが必要であると思いましたし、「不確かな情報を撲滅したい!」という思いもありますので、私(私たち)にできることは、そう言ったサイトを応援することですかね!

治験情報の「提供の仕方」から「集め方」までの学び
まず、公開情報よりも詳しい治験情報を提供するためには、その治験を実施している製薬会社などと契約を結ばないといけないこと。その情報提供は「被験者募集広告」となるので、IRBという厳しーーーい審査を通らないとサイトなどに掲載できないことに驚きました!いや、IRBについては学校で学びましたが、被験者(患者さん)の安全や権利を守るために治験を審査するという、ざっくりとしたことしか知りませんでした。ましてや治験広告という存在はよくわかっていませんでした。そのため、具体的な内容・被験者募集に至るまでの過程をみれたことで、本当に患者さんの安全と権利を守っていることを体感できました。

そしてオンコロは、他の企業(サイト)にはない強みを生かして、様々な情報を集めているということを知りました。その目的・理由は、「患者さんのために」です。様々なセミナーを開催したり、患者さんの気持ちに答えようと熱い気持ちで電話対応するなどなど……。ほかにもたくさんあるのですが、オンコロのスタッフさんたちは、目に見えないところでも患者さん・サイトユーザーさんのことを思い、行動していらっしゃいました。

セミナーの運営を通して
セミナーの運営を通して学べたことは、仕事というものは表にはでないものが大半を占めるということでした。例えば、がん医療セミナー ONCOLO Meets Cancer Experts(OMCE)を開催するにも細かな仕事がたくさんありました。先生方に郵便を送るために住所を調べ、宛名を書いたり、たくさんのメールのやり取り(これは見ていただけですが)……。オンコロが主催するセミナーは規模が大きいものもあり、人や物のやり取りが非常に多いと思います。だからこそ、このような細かなことをしっかり対応しなければセミナーは成功しないということを実感しました。

毎日新しい医療情報や知らなかった会社など見る機会にあふれとてもわくわくしたと同時に私の知識のなさに愕然としました。学校で学んできたことは本当に初歩的な内容で、実際は果てしなく広くて底が見えない程深かったです。まずは授業をしっかりこなし基礎を固めてから、最新の情報を察知できるアンテナを立てられるように心掛けたいと思いました!

今までありがとうございました!将来は絶対医療業界に関わりますのでまたお会いできた際はよろしくお願いいたします。(ゆきだるま)

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