アルケラン(メルファラン)
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概要
一般名 | メルファラン |
商品名 | アルケラン |
治験薬コード | |
一般名英語表記 | Melphalan |
商品名英語表記 | ALKERAN |
種類 | アルキル化剤 |
種類 | |
投与経路 | 内服 |
適応がん種 | 多発性骨髄腫 |
特徴
アルケランはアルキル化剤という抗がん剤の一種です。がん細胞が分裂する際に、最初に細胞核内にある遺伝子本体であるDNAが複製されますが、アルケランはDNAにアルキル基という化合物を結合させることによってDNAの複製を阻害し、がん細胞の分裂を阻止します。2017年2月現在、多発性骨髄腫や造血幹細胞移植時の前処置に適応があります。
効能・効果
悪性リンパ腫,乳癌,肝細胞癌
用法及び用量
① 1日1回メルファランとして2~4mg(本剤1~2錠)を連日経口投与する
又は
② 1日1回メルファランとして6~10mg(本剤3~5錠)を4~10日間(総量40~60mg)経口投与し、休薬して骨髄機能の回復を待ち(通常2~6週間)、1日2mg(本剤1錠)の維持量を投与する。
又は
③ 1日1回メルファランとして6~12mg(本剤3~6錠)を4~10日間(総量40~60mg)経口投与し、休薬して骨髄機能の回復を待ち(通常2~6週間)、同様の投与法を反復する。なお、投与中は頻回に血液検査を行い、特に白血球数、血小板数を指標として適宜用量を増減又は休薬する。
重大な副作用
骨髄抑制、汎血球減少、白血球減少、血小板減少、貧血、アナフィラキシー、重篤な肝障害、黄疸、間質性肺炎、肺線維症、間質性肺炎、肺線維症、溶血性貧血
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4219002F1
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