カルセド(アムルビシン)
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概要
一般名 | アムルビシン |
商品名 | カルセド |
治験薬コード | |
一般名英語表記 | Amrubicin |
商品名英語表記 | Calsed |
種類 | アントラサイクリン系 |
種類 | 抗がん性抗生物質 |
投与経路 | 注射 |
適応がん種 | ・非小細胞肺癌 ・小細胞肺癌 |
特徴
アムルビシンは、日本で開発されたアントラサイクリン系の抗がん剤で、世界で初めて完全合成されたものです。DNAの間に入りこみ、その合成を阻害するとともに、酵素の働きを阻害して、がん細胞の増殖を阻止します。
完全合成による抗生物質であることから、他剤よりも心毒性が少ない点が特徴です。適応は小細胞肺がん、非小細胞肺がんの治療で、特に小細胞肺がんへの単独投与で奏効率約75%という臨床試験結果が得られています。副作用としては骨髄抑制は強く現れます。また、食欲不振、吐気、嘔吐などの消化器症状も出現することがあります。
効能・効果
・非小細胞肺癌
・小細胞肺癌
用法及び用量
通常、成人にはアムルビシン塩酸塩として45mg(力価)/m2(体表面積)を約20mLの日局生理食塩液あるいは5%ブドウ糖注射液に溶解し、1日1回3日間連日静脈内に投与し、3~4週間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
重大な副作用
骨髄機能抑制、汎血球減少、白血球減少、好中球減少、貧血、血小板減少、間質性肺炎、胃・十二指腸潰瘍
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4235406D1
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