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ベネトクラックスが急性骨髄性白血病に効果

  • [公開日]2016.09.16
  • [最終更新日]2017.03.17

米国がん学会(AACR) プレスリリース

再発または化学療法耐性がある急性骨髄性白血病(AML)患者、もしくは化学療法に対する忍容性がないと考えられるAML患者において、選択的BCL-2阻害剤venetoclax[ベネトクラックス](商品名:Venclexta)で奏効が得られ、一部では完全寛解が認められたことが、米国がん学会(AACR)の学術誌Cancer Discovery誌に掲載された第2相臨床試験のデータによって示された。

「ここ数十年間、アポトーシス(細胞死)に関する研究が行われてきました。以前からこの分野の目的は、実際にがん患者の治療を改善していくことです。AMLは新たな治療法が切実に求められているがんですが、過去に発表された前臨床段階の研究によると、このタイプのがんはBCL-2阻害剤ベネトクラックスの優れた標的となりそうなことがわかりました」と、マサチューセッツ州ボストンにある、ハーバード大学医学部ダナファーバーがん研究所准教授の、Anthony Letai医学博士は述べた。

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https://www.cancerit.jp/51564.html

ニュース選定者:中島 香織
引用元:海外がん医療情報リファレンス
https://www.cancerit.jp/

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