オンコロの中山です。
私がパラリンピックを見て思うこと、
それは、「ハンデとはなんだ?」ということです。
とんでもなく速く走る選手、跳ぶ選手、
普通の人より、とにかくすごい。
「障害者」と呼んでいいのでしょうか?
そして、ハンデを背負いながらも、それと向き合い、
普通の人と変わらないくらいのとても素敵な笑顔。
「障害者」として「特別な存在」とするのは、
むしろ、本人にはどう感じられるのでしょうか。
ただ、世間一般な私たちが偏見でつけてしまったものであり、
ハンデではなく、「他の人と変わらない人」なんだと私は思います。
私は、同じ考えをもつことがもう1つあります。
「がん患者さん」です。
がんは簡単に完治する病気ではありませんが、
「他の人とは変わらないくらいスポーツをしてる人」
「とにかく明るく笑顔な人」がいます。
がん患者さんは、「特別な人」「可哀そう」
世間一般の人が、偏見を持っていないでしょうか。
逆に、その偏見が本人たちを苦しめていないでしょうか。
人それぞれ価値観が違うので仕方がないことかもしれませんが、
私は、この偏見や、誰かがつくってしまった「当たり前」を、
「当たり前ではないかもしれない」と思うことが、大切だと思います。
男性だけが目指せる甲子園→女性も甲子園に出ています。
多くの人が無理だと言った投手と野手の二刀流→大谷選手がいます。
こんな当たり前のことができないのか、
と言われながら仕事をしている私が言うことじゃないかもしれませんが、
今後もオンコロは、皆さんが思う「当たり前」を、
私は少しずつ壊していければと思います。
そのためには、オンコロだけでは難しいです。
皆さんのお力も必要です。
引き続きオンコロをどうぞよろしくお願いいたします。
中山 裕樹