目次
概要
一般名 | ジヌツキシマブ |
商品名 | ユニツキシン |
治験薬コード | APN-311 |
一般名英語表記 | Dinutuximab |
商品名英語表記 | UNITUXIN |
種類 | 抗GD2モノクローナル抗体 |
投与経路 | 点滴静注 |
適応がん種 | 大量化学療法後の神経芽腫 |
特徴
ユニツキシンは、遺伝⼦組換えキメラモノクローナル抗体で、ヒトの神経外胚葉性腫瘍(神経芽腫など)に多く発現する抗原GD2(ヒトジシアロガングリオシド2)と特異的に結合し、抗体依存性細胞傷害作⽤(ADCC)及び補体依存性細胞傷害(CDC)活性により、神経芽腫細胞を溶解します。
なおジヌツキシマブは、希少疾患である神経芽腫に特化して開発された世界初の薬剤で、医師主導治験の結果に基づき承認されました。
効能・効果
大量化学療法後の神経芽腫
用法及び用量
フィルグラスチム(遺伝子組換え)及びテセロイキン(遺伝子組換え)との併用において、通常、ジヌツキシマブ(遺伝子組換え)として1日1回17.5mg/m2(体表面積)を10~20時間かけて点滴静注する。28日間を1サイクルとし、1、3、5サイクルは4~7日目、2、4、6サイクルは8~11日目に投与する。
重大な副作用
Infusion reaction、疼痛、眼障害、毛細血管漏出症候群、低血圧、感染症、骨髄抑制、電解質異常
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291457
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