オンコロの可知です。お久しぶりです。
半年ほど前から、オンコロやレアズ以外のことも担うことになり、メルマガもスタッフにまかっせっぱなしになり、患者さんからの問い合わせも指名がある場合のみになってしまっております。
申し訳ない気分もある一方、それだけ任せられる体制になったと思う今日この頃です。
さて、最近、多くの保険会社さんとお話しております。
その数は2桁の会社数にのぼっているかと。
それ故、かなり、民間保険という仕組みや裏事情(?)にも詳しくなりました。
で、実は、製薬企業と保険会社というのはすごく近しい仕組みだなあと常々思うようになりました。
それは、1つに「両社とも国の承認が求められること」です。
製薬会社であれば厚生労働省、保険会社であれば金融庁という形ですね。
2つに「患者さんその者には出会わないこと」です。
製薬会社は医師向けのが主たる戦略の商売ですが、保険会社は健康な方を主たるターゲットユーザーにしているということで、がんになってからの患者さんには給付以外には関与しないとのことです。
ということで、医療業界・製薬業界の業界慣習も患者さんインサイトもわかっていない保険業界ですが、いま、少子高齢化の波におされて業界変革待ったなしの状況です。
それ故、相談は大まかに分けて3点で、「新規保険商品開発」「付帯サービスの相談」「新業態への進出」です。
その内容はピンキリで、中身がないものから思いつきもしないアイデアを持ってこられますが、みな、真摯に「がん」という領域や「認知症」という領域に挑まれようとしているのは伝わっています。
ということで、いくつか関与することになっておりますが、かねてから我々が思っていた「がん患者さん向けの保険商品」のイメージに賛同いただき、まずは実現性に向けての調査を始めるプロジェクトが始動しました。
いわば「○○保険株式会社×がん情報サイト」の共同開発というやつでしょうか?
(詳細は言えずにすみません)
そのための調査が始まりますので、以下、ご協力頂ければと思うまでです。
「がん患者さん、患者さんご家族対象 保険に関するグループインタビューにご協力ください」
宜しくお願い申し上げます。
あ、最後に宣伝が・・・
私の知り合いのフリー医療ライターの村上和巳さんが「二人に一人がガンになる ~知っておきたい正しい知識と最新治療~」という本を出版しました。
監修は発信する医師団の中山 祐次郎先生です。
村上さんは、数少ない信頼できる且つ、(私なんかより断然)わかりやすい記事を書く医療ライターです。
是非、お読みいただければ幸いです。(オンコロのことも書いていただいていおり、嬉しい限りです)
あ、更にもう一個、宣伝です。
Medinewさんのインタビュー記事掲載頂いていますので、こちらも宜しければ参考にしてください。
月間150万PV。「治験」と「患者さん」をつなぐがん情報 サイト 『オンコロ』
では、また。
可知 健太
この記事に利益相反はありません。