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ダサチニブ単剤療法により寛解状態が2年間継続している慢性骨髄性白血病患者の治療中止試験10月10日改定

  • [公開日]2017.07.13
  • [最終更新日]2017.10.10

※本情報は一般に公開されている治験臨床試験情報を引用・抜粋しております

目次

治験名

ダサチニブ単剤療法により分子学的寛解(CRm)状態が2年間継続している慢性期(CP)の慢性骨髄性白血病CML)患者のダサチニブ治療を中止する試験

治験の概要

本治験は、ダサチニブ(商品名スプリセル)治療中の慢性期(CP)の慢性骨髄性白血病(CML)患者に対し、ダサチニブの治療中止をしても分子的再発をしないかどうかを検証する第Ⅱ相試験である。

治験薬

・ダサチニブ(商品名:スプリセル)

治験の参加条件

適格基準

・慢性期(CP)の慢性骨髄性白血病(CML)である
・BCR-ABL遺伝子変異のない患者である
・15歳以上である
・Eastern Cooperative Oncology Group(ECOG)Performance Status(PS)が0から2である
・各種臓器(肝臓、腎臓、肺)の機能が保たれている
・書面によるインフォームド・コンセントに対して同意している

除外基準

・活動性の重複がんをする患者
・妊婦及び授乳婦
・重度またはコントロール不良の合併症を有する患者
・BCR-ABL遺伝子変異の内T315I、F317L、V299Lのmutationを認める患者
・付加的に染色体異常を認める患者
・難治性胸水を認める患者
造血幹細胞移植の治療歴を有する患者

治験の実施期間

2012年2月から2019年1月

試験公開情報(詳細情報)

ClinicalTrials.gov:NCT01627132(最終更新日:2012年6月22日)

注意

・この情報は、製薬企業や研究機関から依頼された情報ではなく、当サイトが独自に調査した情報となります。実際の情報に誤りがある場合や、実際に治験が実施していない等の問題点がありますが、情報発信を第一に掲載しております。ご了承ください。
・多くの情報は、出典であるJAPIC-CTIやUMIN-CTRに情報がある場合はそこから、転載しています。これらにない場合は、米国のClinidcaltrials.govからを参照して和訳して掲載しています。
・実施医療機関は明記できませんが、実際の公開情報に明記されている場合があります。
・主な参加条件には記載された基準以外にも多くの基準があります。
・ご不明な点はオンコロにお問い合わせください。真摯に対応します。
・オンコロが治験広告事務局を担っている情報は臨床試験(治験)広告を参照ください。治験参加までサポートします。

臨床試験(治験)とは

・当サイトは積極的に日本で実施されている臨床試験情報(治験)を紹介していますが、臨床試験は効果や安全性を確認することが主たる目的となる場合が多く、確立されている治療法を示しているものではありません。参加を検討する際には、臨床試験のリスクとベネフィットをよく理解してください。宜しければ、「もっと知ってほしい薬の開発と臨床試験のこと」をご参照ください。
・その他、「臨床試験記載のルールについて」をご確認ください。

初回作成:山田 創

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