AFP (エーエフピー;αフェトプロテイン) [公開日]2016.10.26[最終更新日]2020.02.12 AFP(αフェトプロテイン)とは胎児の血液中にみられるタンパク質です。 健康な方の血液中にはほとんどみられませんが、肝臓がん(特に肝細胞がん)などのがん化した細胞で産生されるため、腫瘍マーカーとして使われています。肝硬変や肝炎、また、肝臓以外のがん(胃がんや膵臓がんなど)でも高値を示すことがありますが、肝臓がん程の上昇はみられません。 基準値:10.0以下(ng/mL)(検査法:CLEIA) × オンコロ責任者 可知 健太 オンコロジー領域の臨床開発に携わった後、2015年にがん情報サイト「オンコロ」を立ち上げ、2018年に希少疾患情報サイト「レアズ」を立ち上げる。一方で、治験のプロジェクトマネジメント業務、臨床試験支援システム、医療機器プログラム開発、リアルワールドデータネットワーク網の構築等のコンサルテーションに従事。東京大学大学院医学研究科 臨床試験データ管理学講座 研究員。理学修士。 記事一覧を見る ▶