BRAF遺伝子変異(ビーラフ いでんしへんい) [公開日]2015.04.16[最終更新日]2020.02.12 BRAF遺伝子変異とはBRAFという遺伝子に異常をきたすことです。 細胞分裂は様々なシグナルのオンとオフの切り替えで調整されており、適切な場合に分裂が活性化します。 しかしながら、BRAF遺伝子が異常をきたすと上流のシグナルがオフであっても、BRAFがオンの状態となり、無節操に増殖してしまいます。 BRAF遺伝子変異はメラノーマ(悪性黒色腫)で約60%、大腸がんで約5~15%、肺腺がんで約2%に認められます。 × オンコロ責任者 可知 健太 オンコロジー領域の臨床開発に携わった後、2015年にがん情報サイト「オンコロ」を立ち上げ、2018年に希少疾患情報サイト「レアズ」を立ち上げる。一方で、治験のプロジェクトマネジメント業務、臨床試験支援システム、医療機器プログラム開発、リアルワールドデータネットワーク網の構築等のコンサルテーションに従事。東京大学大学院医学研究科 臨床試験データ管理学講座 研究員。理学修士。 記事一覧を見る ▶