造血幹細胞 [公開日]2018.03.09[最終更新日]2018.03.09 造血幹細胞は骨髄の中で血球をつくり出すもとになっている細胞。 骨髄の中で盛んに細胞分裂を行い、赤血球・白血球・血小板に成長(分化)、または自己複製により増殖する能力を有する。 通常の化学療法や免疫抑制療法だけでは治すことが難しい血液がんや免疫不全症などに対して、造血幹細胞を移植することで完治を目的として治療が行える。 これを造血幹細胞移植と。 造血幹細胞移植は、通常の治療法に比べて非常に強い副作用や合併症を生じることもあるため、実施の決定は慎重な検討が必要。 × 高橋さくら 米国州立大学生物学科卒後、国内の臨床検査会社、大学病院研究室で研究開発の後、製薬会社でがん関連製剤の学術情報・マーケティング担当。その後CROにてがん関連治験の立ち上げ業務を経験。また、福祉系大学に社会人入学卒業し、社会福祉士、精神保健福祉士取得。 日本臨床腫瘍学会会員、日本癌治療学会員 記事一覧を見る ▶