ラテント癌(らてんとがん) [公開日]2015.04.17[最終更新日]2017.10.12 ラテント癌とは、死亡後の解剖で初めて見つかるがんのことです。特に前立腺がんは進行が遅く、初期であれば臨床症状も認められないため、前立腺がんとなっていても生きている間はそれに気づかず生活されているケースが多く認められます。がん以外の病気で亡くなった男性を解剖すると、70歳を超えた人の20~30%、80歳を超えた30~40%が前立腺がんを持っているといわれています。 × オンコロ責任者 可知 健太 オンコロジー領域の臨床開発に携わった後、2015年にがん情報サイト「オンコロ」を立ち上げ、2018年に希少疾患情報サイト「レアズ」を立ち上げる。一方で、治験のプロジェクトマネジメント業務、臨床試験支援システム、医療機器プログラム開発、リアルワールドデータネットワーク網の構築等のコンサルテーションに従事。東京大学大学院医学研究科 臨床試験データ管理学講座 研究員。理学修士。 記事一覧を見る ▶