術中洗浄細胞診 [公開日]2016.10.26[最終更新日]2017.10.12 術中洗浄細胞診とは、手術の際に胸腔や腹腔内に生理食塩水を注入し、攪拌などの操作をしない状態で洗浄液を回収し、肉眼的に明らかでないがん細胞を顕微鏡で観察して見つけようとする検査方法です。がん細胞が胸腔や腹腔に認められた場合、がんが胸膜や腹膜を突き破って進行していることを示し、転移している可能性が極めて高くなります。 × オンコロ責任者 可知 健太 オンコロジー領域の臨床開発に携わった後、2015年にがん情報サイト「オンコロ」を立ち上げ、2018年に希少疾患情報サイト「レアズ」を立ち上げる。一方で、治験のプロジェクトマネジメント業務、臨床試験支援システム、医療機器プログラム開発、リアルワールドデータネットワーク網の構築等のコンサルテーションに従事。東京大学大学院医学研究科 臨床試験データ管理学講座 研究員。理学修士。 記事一覧を見る ▶