滑膜肉腫 [公開日]2018.03.09[最終更新日]2018.03.09 希少疾患の1つ。若年者の四肢に好発する高悪性度の軟部肉腫。悪性軟部腫瘍においては発生頻度の比較的低い腫瘍である。大腿、膝関節部を主として下肢に好発する。関節包、滑液包(英語版)、腱鞘、腱などに接して発生するものが多いが、これらの組織と関係しない頸部、体幹などにも発生する。 治療に主に広範切除術を施すが、遠隔転移の可能性があるため、補助化学療法の必要性も考慮する。5年生存率は30 – 50%(報告例により異なる)。 × 高橋さくら 米国州立大学生物学科卒後、国内の臨床検査会社、大学病院研究室で研究開発の後、製薬会社でがん関連製剤の学術情報・マーケティング担当。その後CROにてがん関連治験の立ち上げ業務を経験。また、福祉系大学に社会人入学卒業し、社会福祉士、精神保健福祉士取得。 日本臨床腫瘍学会会員、日本癌治療学会員 記事一覧を見る ▶