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ビラフトビ(エンコラフェニブ)

  • [公開日]2019.07.16
  • [最終更新日]2022.07.14

本ページは株式会社インテリムとオンコロで共同で作成しています。

目次

概要

一般名 エンコラフェニブ
商品名 ビラフトビ
治験薬コード
一般名英語表記 Encorafenib
商品名英語表記 Braftovi
種類 分子標的薬
種類 BRAF阻害剤
投与経路 内服
適応がん種 BRAFBRAF遺伝子変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫、がん化学療法後に増悪したBRAF遺伝子変異を有する治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌

特徴

ビラフトビは、ヒト変異型BRAF V600のキナーゼ活性を阻害し、根治切除不能なBRAFV600E変異を有するヒト悪性黒色腫由来細胞株において、MAPK経路のシグナル伝達分子のリン酸化を阻害します。

効能・効果

BRAF遺伝子変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫
がん化学療法後に増悪したBRAF遺伝子変異を有する治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌

用法及び用量

〈BRAF遺伝子変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫〉
ビニメチニブとの併用において、通常、成人にはエンコラフェニブとして450mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

〈がん化学療法後に増悪したBRAF遺伝子変異を有する治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌〉
セツキシマブ(遺伝子組換え)との併用、又はビニメチニブ及びセツキシマブ(遺伝子組換え)との併用において、通常、成人にはエンコラフェニブとして300mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

重大な副作用

皮膚悪性腫瘍、眼障害、心機能障害、肝機能障害、横紋筋融解症、高血圧、高血圧クリーゼ、出血、手掌・足底発赤知覚不全症候群

参考リンク

https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291057M1029

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