目次
概要
一般名 | カボザンチニブ |
商品名 | カボメティクス |
治験薬コード | APN-311 |
一般名英語表記 | Cabozantinib |
商品名英語表記 | CABOMETYX |
種類 | キナーゼ阻害剤 |
投与経路 | 点滴静注 |
適応がん種 | 根治切除不能又は転移性の腎細胞癌、がん化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞癌 |
特徴
カボメティクスは、がん細胞の増殖・浸潤・転移に関わる複数の受容体型チロシンキナーゼ(VEGF・MET・AXL)を阻害する分子標的薬です。主に血管新生に関わるVEGF、細胞増殖に関わるMET、さらには薬剤耐性への関与も知られているAXL分子のシグナル伝達を遮断することによって、がんの増殖を抑制しています。
効能・効果
根治切除不能又は転移性の腎細胞癌
がん化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞癌
用法及び用量
フィルグラスチム(遺伝子組換え)及びテセロイキン(遺伝子組換え)との併用において、通常、ジヌツキシマブ(遺伝子組換え)として1日1回17.5mg/m2(体表面積)を10~20時間かけて点滴静注する。28日間を1サイクルとし、1、3、5サイクルは4~7日目、2、4、6サイクルは8~11日目に投与する。
重大な副作用
消化管穿孔・瘻孔、出血、血栓塞栓症、高血圧、可逆性後白質脳症症候群
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291064
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