目次
概要
一般名 | セツキシマブ |
商品名 | アービタックス |
治験薬コード | |
一般名英語表記 | Cetuximab |
商品名英語表記 | ERBITUX |
種類 | 抗ヒトEGFRモノクローナル抗体 |
投与経路 | 点滴静注 |
適応がん種 | RAS遺伝子野生型の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌、頭頸部癌 |
特徴
EGFR(上皮成長因子受容体:Epidermal Growth Factor Receptor)は、細胞の増殖などに関わる受容体型のチロシンキナーゼであり、EGFRシグナルの過剰な活性化はがんの増殖・転移に大きく寄与しています。アービタックスは、EGFRを標的とするIgG1サブクラスのヒト/マウスキメラ型モノクローナル抗体です。EGFRに対して高い親和性で結合し、EGFRからのシグナル伝達経路を阻害することで、がん細胞の増殖を抑制します。
効能・効果
RAS遺伝子野生型の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌
頭頸部癌
用法及び用量
通常、成人には週1回、セツキシマブ(遺伝子組換え)として、初回は400mg/m2(体表面積)を2時間かけて、2回目以降は250mg/m2(体表面積)を1時間かけて点滴静注する。なお、患者の状態により適宜減量する。
重大な副作用
重度のinfusion reaction、重度の皮膚症状、間質性肺疾患、心不全、低マグネシウム血症、重度の下痢、血栓塞栓症、感染症
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291415
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