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アービタックス(セツキシマブ)

  • [公開日]2022.07.22
  • [最終更新日]2022.07.27

目次

概要

一般名 セツキシマブ
商品名 アービタックス
治験薬コード
一般名英語表記 Cetuximab
商品名英語表記 ERBITUX
種類 抗ヒトEGFRモノクローナル抗体
投与経路 点滴静注
適応がん種 RAS遺伝子野生型の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌、頭頸部癌

特徴

EGFR(上皮成長因子受容体:Epidermal Growth Factor Receptor)は、細胞の増殖などに関わる受容体型のチロシンキナーゼであり、EGFRシグナルの過剰な活性化はがんの増殖・転移に大きく寄与しています。アービタックスは、EGFRを標的とするIgG1サブクラスのヒト/マウスキメラ型モノクローナル抗体です。EGFRに対して高い親和性で結合し、EGFRからのシグナル伝達経路を阻害することで、がん細胞の増殖を抑制します。

効能・効果

RAS遺伝子野生型の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌
頭頸部癌

用法及び用量

通常、成人には週1回、セツキシマブ(遺伝子組換え)として、初回は400mg/m2(体表面積)を2時間かけて、2回目以降は250mg/m2(体表面積)を1時間かけて点滴静注する。なお、患者の状態により適宜減量する。

重大な副作用

重度のinfusion reaction、重度の皮膚症状、間質性肺疾患、心不全、低マグネシウム血症、重度の下痢、血栓塞栓症感染症

参考リンク

https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291415

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