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ゾスパタ(ギルテリチニブフマル)

  • [公開日]2019.07.12
  • [最終更新日]2019.07.12

本ページは株式会社インテリムとオンコロで共同で作成しています。

目次

概要

一般名 ギルテリチニブフマル
商品名 ゾスパタ
治験薬コード
一般名英語表記 Gilteritinib
商品名英語表記 Xospata
種類 分子標的薬
種類 FLT3阻害薬
投与経路 服薬
適応がん種 再発又は難治性のFLT3遺伝子変異陽性の急性骨髄性白血病

特徴

ギルテリチニブは、FLT3等のチロシンキナーゼに対する阻害薬で、FLT3を介した腫瘍細胞のシグナル伝達を阻害してその増殖を抑制します。

急性骨髄性白血病(AML)では、約30%の患者さんでFLT3遺伝子変異が認められています。ギルテリチニブはこのようなFLT3遺伝子変異を持つAMLの患者さんに対して効果を示します。

効能・効果

再発又は難治性のFLT3遺伝子変異陽性の急性骨髄性白血病

用法及び用量

通常、成人にはギルテリチニブとして120mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態により適宜増減するが、1日1回200mgを超えないこと。

重大な副作用

骨髄抑制感染症、出血、QT間隔延長、心膜炎、心不全、心嚢液貯留、 肝機能障害、腎障害、消化管穿孔、間質性肺疾患、過敏症、可逆性後白質脳症症候群

参考リンク

https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291053F1021

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