厚生労働省は、発がん性があると見られる化学物質を扱っていた化学工場で、従業員など7人が相次いで膀胱がんを発症していたと発表し、国内の化学メーカーで作る団体などに対策の徹底を要請しました。
厚生労働省によりますと、従業員200人の規模の化学工場で、従業員1人と退職者6人の合わせて7人が、30代から60代で膀胱がんを発症していたということです。この化学工場では、発がん性があると見られる「オルト-トルイジン」と「MOCA」と呼ばれる化学物質を扱っていて、7人のうち6人は、これらの化学物質に触れていたということです。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160921/k10010702161000.html
ニュース選定者:中島 香織
引用元:NHK NEWS
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