京都大学の椛島健治教授らはがんの免疫治療薬「オプジーボ」が効くかどうかを、採血で判別できる手法を見つけた。効いた患者では血液中の特定の免疫細胞が増えていた。これをもとに効き目が予測可能になれば、高額なオプジーボを投与する患者の絞り込みにつながり、医療費節約に役立つと期待している。
がんを攻撃する免疫細胞に対し、がん細胞が結合してブレーキをかけている。オプジーボはこの結合を妨げ、攻撃を助ける。投与が有効な患者は約3割だが、投与の前や直後に効果を見極める技術は未確立だ。
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ニュース選定者:中島 香織
引用元:日本経済新聞
http://www.nikkei.com/
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