がん情報サイト「オンコロ」コンテンツマネージャーの柳澤です。
11月26日(金)~28日(日)横浜にて第62回日本肺癌学会学術集会(会長:筑波大学医学医療系 診断病理学 教授 野口 雅之)が開催されます。テーマは「Lung cancer - back to basics 肺癌を学び直そう」。複雑化・多角化した現代肺癌学に追いついていくことが目的とされています。
会期中の27日、日本肺癌学会会員委員会(委員長:中川 和彦)は、将来の肺癌診療を担う医学生、研修医向け肺癌診療セミナー「さぁ、肺癌診療の未来について語ろう」を開催します。このセミナーは、肺癌診療の面白さや醍醐味を伝えることを主眼に置くと同時に、男性女性の若手医師に広く開かれた領域であることを医学生・研修医に届けることを目的としています。
ここ数年、肺がん領域においては、従来の抗がん剤治療に加え、分子標的薬剤、免疫チェックポイント阻害剤の登場により治療成績は長足の進歩を遂げている一方、その担い手の育成、教育も、重要となっています。以下は、今回のセミナーで若手研修医として発表する伊藤 涼氏からのコメントです。
30年後の肺がん診療には夢がある。
私は医学生時代に日本肺癌学会の学生広報大使による活動のサポートをさせていただきました。
肺がん領域は医療技術の進歩が目覚ましく、近年、社会から今までになく注目されている分野です。また男性女性の若手医師に広く開かれた領域であるともいわれています。
今回、各分野におけるリーダーのレクチャーに加え、肺がん診療2050年大予想の議論が展開されるなど興味深いプログラムであり、希望診療科が決まっている人にも、いない人にも大変魅力的なプログラムとなっています。
未来のことはわからないぶん、自由な発想が可能です。しかしながら決して単なる”SF”ではなくリアルな研究に基づき、それでいて夢のある30年後の肺がん診療について議論します。
難しい内容は一切なく、医療従事者でなくとも楽しめる内容となっておりますので、是非ご参加ください。ご興味のある皆様におかれましては、是非、お申込みください。
*学生、卒後2年までの研修医は参加無料ですが、学術集会への参加登録は必要です。
*ライブ配信いたしますのでWEB上での参加も可能です。
詳細、参加登録については、以下のURLをご覧下さい。
■参加登録URL
https://www.haigan.gr.jp/modules/important/index.php?content_id=245