5月17日、厚労省の中医協・総会は新薬8製品を5月24日に薬価収載することを決定したと発表した。
うち、がん関連は3種。
「再発又は難治性の多発性骨髄腫」を適応とする経口プロテアソーム阻害薬であるイキサゾミブ(商品名ニンラーロ)は、注射製剤ではあるが先発しているプロテアソーム阻害薬であるカルフィゾミブ(商品名カイプロリス)を参考として薬価が決定。1日薬価は、17,237.80円となった。同薬剤は、入院科にてレナリドミド及びデキサメタゾンとの併用を前提としているが、DPC算定対象としても決定された。
「治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がん」を適応とする血管新生阻害薬アフリベルセプト(商品名ザルトラップ)は、同じく血管新生阻害薬であるベバシズマブ(アバスチン)を参考として薬価が決定。1日薬価は10,958円となった。
「再発または難治性の末梢性T細胞リンパ腫」を適応とするフォロデシン(商品名ムンデシン)は、作用機序は異なるが同疾患対象のモガムリズマブ(商品名ポテリジオ)を参考に薬価が決定。1日薬価は、15,705.60円となった。
その他、「ROS1 融合遺伝子」を計測するための臨床検査が保険適応とすることが決定された。
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