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患者会名
トリプルネガティブ乳がん患者会 「ふくろうの会」
代表
福原宏美
発足日
平成28年1月21日
「ふくろうの会」さんは、トリプルネガティブ乳がんの予後を良くしたい、治したいという思いから設立されました。
ふくろうには「先を見据えて切り開く力」という意味があり、予後を改善し、治すための道を切り開き、前進したいという思いを込めて名付けられました。暗い森の中でも希望の光への道筋を示すような活動を目指し、効果があるとされる薬や新薬を、一つでも多く標準治療として使うことができるように、臨床試験の推進活動を主な目的としています。
トリプルネガティブ乳がんとは「エストロゲン受容体」「プロゲステロン受容体」「HER2(ヒト上皮増殖因子受容体2型)」のいずれも発現していない乳がんのことをいいます。これらの受容体は乳がん薬物治療の標的であり、この標的を持たないトリプルネガティブ乳がんの治療選択肢は、化学療法のみに限られています。
また、トリプルネガティブ乳がんは乳がん全体のおよそ10%程度ともいわれており、認知度はまだ低く、情報も十分ではないのが現状です。「ふくろうの会」さんは、そのような環境を改善する活動をされています。
活動内容
・トリプルネガティブ乳がんの啓発のための勉強会・講演会の開催
・ふくろうの会の会員専用掲示板「サークルスクエア」の運営
・治験、臨床試験情報の収集・ホームページへの掲載
・各種学会やフォーラム等への参加
など
~オンコロスタッフからのコメント~
勉強会の受付や学会のブースなどでは、かわいい手書き看板やふくろうたちが出迎えてくれ、
スタッフみなさんのあたたかさが伝わってまいります。
これからも「ふくろうの会」さんの活動を応援しています!
参考
トリプルネガティブ乳がん患者会 「ふくろうの会」
HP: http://tnbcfukurounokai.wix.com/tnbc