オンコロスタッフ紹介
オンコロ責任者 可知 健太
オンコロジー領域の臨床開発に携わった後、2015年にがん情報サイト「オンコロ」を立ち上げ、2018年に希少疾患情報サイト「レアズ」を立ち上げる。一方で、治験のプロジェクトマネジメント業務、臨床試験支援システム、医療機器プログラム開発、リアルワールドデータネットワーク網の構築等のコンサルテーションに従事。東京大学大学院医学研究科 臨床試験データ管理学講座 研究員。理学修士。
執筆記事一覧
IDO1阻害薬epacadostatとキイトルーダを併用する新しいがん免疫療法、複数がん種で臨床効果の可能性 ASCO2017
2017.07.24
- ニュース
インドールアミン2,3-ジオキシゲナーゼ1(IDO1)阻害薬epacadostat(INCB024360)とプログラム細胞死受容体(PD-1)または同リガンド(PD-L1)を標的とする抗体、いわゆる免 ...
非小細胞肺がん 第2世代EGFR-TKIダコミチニブがイレッサに対して無増悪生存期間を延長 ASCO2017
2017.07.10
- ニュース
EGFR変異陽性進行非小細胞肺がんの一次治療としては、ゲフィチニブ(商品名イレッサ)、エルロチニブ(商品名タルセバ)およびアファチニブ(商品名ジオトリフ)と3剤が承認されているが、これらの比較検討した ...
悪性胸膜中皮腫 初めての標準化学療法にオフェブ追加で進行リスクが46%減、死亡リスク23%減 ASCO2017
2017.07.05
- ニュース
切除不能の悪性胸膜中皮腫(MPM)患者に対する第2/3相無作為化二重盲検試験(LUME-Meso、NCT01907100)の第2相部分で、MPMの標準的化学療法であるシスプラチンとペメトレキセド(商品 ...
2017年6月30日アップデートされた拡大治験情報~新たにダラツムマブの多発性骨髄腫が追加~
2017.07.05
- オンコロブログ
- 臨床試験(治験)一覧
オンコロの可知です。 6月30日にPMDAのサイトの拡大治験情報がアップデートされました。 今月、ダラツムマブ(米国商品名ダラザレックス)が「再発又は難治性の多発性骨髄腫」対象にて拡大治験が追加されて ...
進行がん患者の不安や悩みを軽減する介入プログラムで成果 ASCO2017
2017.06.29
- ニュース
進行がん患者が直面する精神的な脅威や苦悩に対し、医療者は何ができるか。カナダPrincess MargaretがんセンターのGary Rodin氏らは、進行がん患者の精神的負担を軽減する新しい精神療法 ...
7月27日~29日 第15回日本臨床腫瘍学会開催 ~最適ながん医療 -いつでも、何処でも、誰にでも- ~
2017.06.29
- ニュース
7月27日から29日、神戸国際展示場にて第15回日本臨床腫瘍学会学術集会(JSMO2017)が開催される。 6月28日、それに先駆けプレスセミナーが開催された。 日本臨床腫瘍学会は、1993年に前身と ...
補完代替療法を使用する傾向のある患者とは?~補完代替医療の使用実態調査結果~ 日本緩和医療学会2017
2017.06.27
- ニュース
補完代替療法(CAM)とは、がん治療の目的で行われている医療(手術、薬物療法およに放射線治療など)を補ったり、その代わりに行う医療のことである。健康食品やサプリメントが目につくことが多いが、鍼・灸、マ ...
抗がん剤「レンビマ」 日本において、肝細胞がんに係る適応追加を申請
2017.06.27
- ニュース
エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役 CEO:内藤晴夫)は、2017年6月23日、自社創製の抗がん剤「レンビマ」(一般名:レンバチニブメシル酸塩)について、肝細胞がんに係る適応追加の承認申請を世 ...
科学根拠に基づいた治験情報サイト「Healsy」を譲り受けました。
2017.06.22
- オンコロブログ
オンコロの可知です。 皆さんは「Healsy(http://healsy.jp/)」というサイトをご存知ですか? がんやがん以外を問わず、新薬の治験情報を科学根拠に基づき掲載しているサイトです。 そし ...
小細胞肺がん オプジーボ単剤療法、オプジーボ/ヤーボイ併用療法の初期臨床試験結果 ASCO2017
2017.06.20
- ニュース
進行小細胞がんは、増殖が速く、多臓器やリンパ節に転移しやすい悪性度の高いがんである。化学療法や放射線治療に対する感受性が比較的に高い一方、奏効を得られたとしても、その多くの患者で再発・憎悪が認められる ...
奏効率94%のCAR-T免疫療法が多発性骨髄腫の治療にも到来 ASCO2017
2017.06.16
- ニュース
不治の病とされる多発性骨髄腫の治療目標は「完治」でなく「延命」となる。この治療目標はボルテゾミブ(商品名ベルケイド)、レナリドミド(商品名レブラミド)、サリドマイド(商品名サレド)などの国内で新規薬剤 ...
多発性骨髄腫 免疫チェックポイント阻害薬キイトルーダの2つの第3相臨床試験が登録中断
2017.06.15
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6月12日、米Merck社は、多発性骨髄腫対象のペムブロリズマブ(商品名キイトルーダ)の2つの第3相臨床試験を中断したと発表した。 本中断は、独立データモニタリング委員会による決定であり、キイトルーダ ...
ASCO関連ニュースを読む際に注意しなければならない7つのこと
2017.06.12
- オンコロブログ
オンコロの可知です。 6月2日から6月6日まで米国臨床腫瘍学会(ASCO)の年次総会が米シカゴにて開催されました。 その発表について、日本でも医療専門メディアを中心に報じられており、特にセンセーショナ ...
悪性胸膜中皮腫 オプジーボ単剤、オプジーボとヤーボイの併用が有望な可能性 ASCO2017
2017.06.08
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2017年6月2日から6日まで第53回米国臨床腫瘍学会(ASCO:アスコ)Annual Meeting(年次総会)が開催された。毎年、米国シカゴにて開催されるASCO年次総会は、毎回世界中から3万人以 ...
様々ながん種の転移性患者にタブレット型電子患者日誌を導入することで生存期間を延長~ITはがん医療を変える?~ ASCO2017&JAMA
2017.06.07
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2017年6月2日から6日まで第53回米国臨床腫瘍学会(ASCO:アスコ)Annual Meeting(年次総会)が開催された。毎年、米国シカゴにて開催されるASCO年次総会は、毎回世界中から3万人以 ...
BRCA遺伝子変異陽性乳がん オラパリブ(リムパーザ)により42%進行リスクを軽減 ~PARP阻害薬による初の実証~ ASCO2017&NEJM
2017.06.05
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2017年6月2日から6日まで第53回米国臨床腫瘍学会(ASCO:アスコ)Annual Meeting(年次総会)が開催されている。毎年、米国シカゴにて開催されるASCO年次総会は、毎回世界中から3万 ...
局所進行性または転移性の尿路上皮がん(膀胱がんの一種)の対象患者に対する治療としてFDAの承認を取得
2017.06.03
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5月18日、米メルクはPD-1抗体ペムブロリズマブ(商品名キイトルーダ)について、「局所進行性または転移性の尿路上皮がん(膀胱がん等)」の対象患者に対する以下の2件の承認を新たに米国食品医薬品局(FD ...
局所進行または転移性尿路上皮がん(膀胱がん等) PD-L1抗体デュルバルマブがFDA(米国)迅速承認
2017.06.02
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5月9日、アストラゼネカ株式会社は、5月1日に米国食品医薬品局 (FDA)がデュルバルマブ(米国商品名Imfinzi)に対し迅速承認したことを発表した。「プラチナ製剤を含む初回化学療法による治療中ある ...
2017年5月31日アップデートされた拡大治験~に新たに始まった拡大治験はありませんでした~
2017.06.02
- オンコロブログ
オンコロの可知です。 5月31日にPMDAのサイトの拡大治験情報がアップデートされましたが、先月のアップデートから追加された試験はありませんでした。 現在、実施している可能性がある拡大治験は以下の通り ...
治療歴を有する肝細胞がん FDA(米国)がオプジーボ承認申請を優先対象として受理
2017.06.02
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5月24日、米ブリストル・マイヤーズスクイブ社は、米国食品医薬品局(FDA)が、ソラフェニブ(商品名ネクサバール)による治療歴を有する肝細胞がん(HCC)患者を対象とした、ニボルマブ(商品名オプジーボ ...