こんにちは、オンコロの高橋です。
こちらオンコロは関東に会社があるため、現在梅雨の真っ只中です。
梅雨や台風、低気圧が近づいているときに体調を崩す方もいらっしゃるかと思いますが、皆様お身体の具合はいかがでしょうか。
私自身はそういった症状はないのですが、友人知人の中には倦怠感がある、昔の怪我が痛むという人もいます。
これを読んでいる方の中にもこの時期は身体がつらいという方も多いのではないでしょうか。
こういった天気にかかわる体調の悪化は「気象病」「天気痛」と呼ばれていて、比較的昔から認知されている症状ではありますが、そのメカニズムは最近までよくわかっていませんでした。
そのため人に理解されにくい、治療法が見つからないといったことが多かったのですが、近年、そのメカニズムが解明されました。
耳の中にある「内耳」という器官に気圧の変化を感じ取る機能があることがわかり、この内耳が気圧の低下を知覚することで自律神経が乱れて様々な症状を引き起こしているそうです。
気象病は正式な病名ではなく(あくまでも天気の変化によって現れる体調の変化の総称)、症状のない人によっては理解されにくいものかと思います。
ただ、少しずつそのメカニズムは解明されているので、もし症状がでていてつらいという方は主治医の先生に相談してみてはいかがでしょうか。
また、気象病に対する漢方や対処法などもありますが、それが現在の治療に対して、影響を与えたり干渉する可能性も0ではありませんので、何か対策を講じようというときには主治医への相談はしておいた方がよいでしょう。
まだ梅雨は続くようなので、自分の身体のケアもしながら乗り切っていきましょう。
高橋ミカ