こんにちは、オンコロの鳥井です。
今週の月/火に朝の情報番組スッキリ(日本テレビ)にて、山下弘子さんの特集が組まれました。山下さんは19歳の時に肝細胞がんのステージ4と告知を受け、今年3月に25歳という若さで他界しました。
私が彼女を知ったのは、肉腫で入院をはじめた2014年7月でした。ベッドの上でFacebookを眺めているとあるブログの存在を知りました。それが当時はアメブロで運営されていた「今を生きる(http://www.yamashitahiroko.com/)」です。
同世代サバイバーの存在を知らなかった私は、彼女のブログを最初から夢中で読みました。
確か手術後1〜2日後の一番落ち込んでた時期です。その中で一番印象に残り、私の気持ちを上向きにさせてくれたのが、この記事です。
■女学院でのお話 原稿
(以下引用)
“運命はこうも不思議です。何か起こるかは誰にもわかりません、しかし、きっと一つ一つの出来事に意味はあります。
それらの出来事は人生の中で大失敗なのかもしれませんが、受け止め方一つですべてがかわります!
だったら、自分が成長できる方に考えませんか?逃げるのではなく、その失敗の中から学び、反省し、将来に生かしていく!
だから、もっと失敗することに恐れずに、人生を楽しんで行きましょう!”
「きっと自分が病気になったのには意味があるはず。まだ病になった意味は見出せないけど、治療を頑張ろう。」
こう思わせてくれました。
それからはリハビリにも積極的にも取り組み、20日後に退院出来るくらいに回復をしました。彼女の特集を見て、そんなことを思い出していました。
心の拠りどころとなったブログを紹介したく、今回コラムにしました。
関連して、責任者の可知もブログを書きましたので合わせてお読みいただけますと幸いです。
■「治療法はある 諦めないで」
山下弘子さんの目標を叶えるために
https://oncolo.jp/blog/181030k01
鳥井 大吾
この記事に利益相反はありません。