アミノ酸は、タンパク質を構成する要素で、20種類存在します。アミノ酸は、アミノ基とカルボキシル基を持ち、これを両手のように使って、隣のアミノ酸と手をつなぎます。また、側鎖と呼ばれる構造を持ち、この構造は各アミノ酸ごとに異なります。側鎖の構造により、それぞれのアミノ酸の特性(疎水性・親水性、塩基性・酸性など)も異なります。タンパク質は、20種類のアミノ酸が数珠つなぎになったもので、タンパク質ごとに、構成するアミノ酸の種類や数が異なります。20種類のアミノ酸をどのような順番で並べるかは、遺伝子のDNA配列に依って決められています。
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