オンコロスタッフ紹介
株式会社 インテリム
2005年8月に創設されたオンコロジー領域に強みを持つ開発業務受託機関(CRO)です。国内だけでなくグローバル、アジア治験に強みを持ち、韓国、台湾、中国、インド、米国、欧州にネットワークを持っています。 社内には「オンコロジースペシャリスト&エキスパート認定制度」という認定制度があり、現在、50名以上スペシャリスト認定者と、顧問の西條長宏氏(日本臨床腫瘍学会元理事長)の口頭試問をパスした12名のエキスパート認定者が在籍します。
執筆記事一覧
移行期
2020.01.09
- オンコロ辞典
移行期には病期の移行期、治療の移行期、患者さんの年齢(小児→成人)の移行期があります。たとえば慢性骨髄性白血病の場合、自覚症状を認めない慢性期から白血球減少による感染症の合併、発熱、血小板減少による出 ...
CD19抗体
2019.03.18
- オンコロ辞典
CD19抗体とは、CD19タンパク質に対する抗体のことです。CD19はB細胞に特異的なたんぱく質で、その分化、活性化、増殖、抗体産生に関与することがわかっています。通常、初期からのB細胞に発現し、また ...
γ-GTP(ガンマ ジーティーピー)
2019.03.18
- オンコロ辞典
γ-GTPとはγ-グルタミルトランスペプチターゼの略で、たんぱく質を分解する酵素の1つです。 腎臓、膵臓、肝臓の順番で多く含まれているが、主に肝臓の状態を調べるために測定されます。というのも、γ-GT ...
scFv
2019.03.18
- オンコロ辞典
scFvはsingle chain antibody(一本鎖抗体)のことをいう。 scFvは抗体分子のひとつであるIgG分子を構成するH鎖、L鎖の可変領域(VH、VL)部分のみを遺伝子工学的手法で作成 ...
リスク因子
2019.03.18
- オンコロ辞典
リスク因子とは特定の病期にかかりやすい原因のことをいう。身体の形態的・機能的な要素や生活習慣、環境、遺伝などリスク因子には様々な要素がある。がんのリスク因子は喫煙、飲酒、食生活、運動不足、太りすぎ痩せ ...
有意水準
2019.03.18
- オンコロ辞典
統計上、ある事象が起こる確率が偶然とは考えにくい(有意である)と判断する基準となる確率。普通は5パーセント(0.05)、厳密を要する場合は1パーセント(0.01)を使う。危険率として表示する。 &ti ...
免疫グロブリン補充療法
2019.03.18
- オンコロ辞典
免疫グロブリン補充療法とは十分な量の免疫グロブリンあるいは抗体を体内で作ることのできない患者にガンマグロブリンによる補充治療を行うことです。 当初のグロブリン製剤は筋注用のものしかなく、投与には痛みを ...
免疫チェックポイント
2019.03.18
- オンコロ辞典
ヒトが免疫恒常性を保つために自己に対する免疫応答を抑制し、過剰な免疫反応を抑制するために存在している分子群を総称して免疫チェックポイントと言う。 ×
ベネフィット
2019.03.18
- オンコロ辞典
ベネフィットとは医療業界ではよく「くすりのリスクとベネフィット」という形でとりあげられることが多いです。ここではくすりを使うことで、目的とする症状が改善する、病気が治るといった作用が、くすりの効きめ ...
BCL-2ファミリー
2019.03.18
- オンコロ辞典
BCL-2ファミリーは、細胞死抑制機能を持ち、アポトーシスのクリティカルなステップを調節しているBcl-2タンパク質と、それと構造が類似した一群のタンパク質のことをいう。 Bcl-2ファミリーには、ア ...
ペイシェント・セントリシティ
2019.03.18
- オンコロ辞典
ペイシェント・セントリシティとは医療というものが、すべて患者を中心に考えられ行われるという考え方という。 一口に病期に対する治療といっても、治療は今必要なのか、どのような治療を望むのか、治療のゴールは ...
併用療法
2019.03.18
- オンコロ辞典
1種類の抗がん剤だけを用いるのではなく、複数の抗がん剤を同時または順次用いることです。 異なる長所のある抗がん剤を活かし、いくつかを組み合わせることで、がんに対して作用の増強、効果的な治療を行うことが ...
複合体
2019.03.18
- オンコロ辞典
複合体は二つ以上のものが合わさって一体となっているものの事です。薬剤においては抗体薬物複合体(Antibody-drug conjugate: ADC)があり、これは抗体に抗がん剤などの薬を付加したも ...
内分泌障害
2019.03.18
- オンコロ辞典
免疫チェックポイント阻害剤などの使用により内分泌機能に障害を来した状態である。具体的には、下垂体機能低下症、副腎皮質機能低下症、甲状腺機能異常症、副甲状腺機能低下症、1型糖尿病などが上げられる。 &t ...
内因性
2019.03.18
- オンコロ辞典
内因性の元々の意味は、それ自体に内在する原因、そのものの内部にある原因のことをいう。内因性の対義語は外因性である。我々は、生活する上で絶えず様々な内因性・外因性の発がん要因に暴露されている。 内因性の ...
TPS
2019.03.18
- オンコロ辞典
TPSとはTumor Proportion Scoreの略で、採取した癌組織を免疫染色という検査を用いてPD-L1の発現がどのくらいあるかを評価することです。 ×
トランスレーショナルリサーチ
2019.03.18
- オンコロ辞典
トランスレーショナルリサーチとは「橋渡し研究」とも呼ばれ、大学等の研究室における基礎研究の成果を、次世代の革新的な治療法の開発に結び付けるための臨床研究のことを指す。がん領域では未だ有効な治療法が確立 ...
転移巣
2019.03.18
- オンコロ辞典
癌腫瘍に含まれる細胞は一様ではなく、運動能力が高いもの、周囲の組織を破壊する能力を持ったものがある。 これらは、周囲へ浸潤し、リンパ節や血管内へ浸潤した細胞は、血液細胞とともに塊となり、肺や肝臓、脳、 ...
トルサード・ド・ポワント
2019.03.18
- オンコロ辞典
トルサード・ド・ポワントとは突然死の原因となる致死性の不整脈のことを言います。 心電図において棘のように鋭く尖った波形が連続的に捻れて見えることが特徴です。 ほとんどの症例で、自発的に正常洞調律に復帰 ...
WHO-Performance Status
2019.03.18
- オンコロ辞典
WHOが制定した患者さんが自分で身のまわりのことをどこまでこなせるかを表す尺度。スコアは0-5まで設定されており0が一番状態が良く5は死亡を表す。 ×