医療事故とは病院や診療所などの医療機関で発生するすべての人身事故のことをいいます。医療事故の代表的なものは、病気や怪我の治療中にその治療が原因で、患者が死亡または生命の危機に陥る、病状が悪化する、後遺症が残るなどのものがあり、医師・看護師など医療従事者の過失や過誤の有無は問われません。
また、患者が病院の廊下で転倒し、負傷を負うなどのように、医療行為とは直接関係しない場合や、患者についてだけでなく、看護師が注射針によるB型肝炎ウイルス陽性血液の誤刺を受けてしまい、ウイルスに感染してしまう場合のように、医療従事者に被害が生じた場合も含まれます。
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