タキサン系 [公開日]2019.03.18[最終更新日]2019.03.18 タキサン系とは細胞障害性抗がん剤のひとつで、タキサン環という共通した構造をもつ一群の抗がん剤である。 1963年に太平洋イチイの樹皮抽出液中に強力な抗腫瘍性物質が含まれていることが見いだされ、医薬品としての開発が進み、現在ではパクリタキセル、ドセタキセル、カバジタキセルが多くの固形腫瘍の標準治療に組み込まれている。タキサン系はがん細胞が分裂する際に働く微小管という細胞内器官に結合することによってその働きを阻害することにより、がん細胞の分裂を阻害する。 × 株式会社 インテリム 2005年8月に創設されたオンコロジー領域に強みを持つ開発業務受託機関(CRO)です。国内だけでなくグローバル、アジア治験に強みを持ち、韓国、台湾、中国、インド、米国、欧州にネットワークを持っています。 社内には「オンコロジースペシャリスト&エキスパート認定制度」という認定制度があり、現在、50名以上スペシャリスト認定者と、顧問の西條長宏氏(日本臨床腫瘍学会元理事長)の口頭試問をパスした12名のエキスパート認定者が在籍します。 記事一覧を見る ▶