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インライタ(アキシチニブ)

  • [公開日]2017.08.16
  • [最終更新日]2017.09.14

本ページは株式会社インテリムとオンコロで共同で作成しています。

目次

概要

一般名 アキシチニブ
商品名 インライタ
治験薬コード
一般名英語表記 Axitinib
商品名英語表記 Inlyta
種類 分子標的薬
チロシンキナーゼ阻害薬
種類 VEGFR
投与経路 内服
適応がん種 腎細胞癌

特徴

インライタはチロシンキナーゼ阻害薬と呼ばれる分子標的薬の一種です。がん細胞が成長するためには栄養や酸素が必要ですが、これらを取り込むために新たに血管を作ろうとします(血管新生といいます)。がん細胞がVEGF(血管内皮増殖因子)を分泌し、血管内に存在するVEGFR(血管内皮増殖因子受容体)に結合すると血管新生の命令が伝わりがん細胞に血管が引き込まれます。この命令を伝える働きを持つのがVEGFR内にあるチロシンキナーゼという酵素です。

インライタがチロシンキナーゼに結合すると血管新生の命令が阻害され、がん細胞に血管が引き込まれずにやがて死滅します。2017年2月現在、根治切除不能又は転移性の腎細胞癌に適応があります。

効能・効果

根治切除不能又は転移性の腎細胞癌

用法及び用量

通常、成人にはアキシチニブとして 1 回 5 mgを 1 日 2 回経口投与する。なお、患者の状態により適宜増減するが、 1 回10 mg 1 日2 回まで増量できる。

重大な副作用

高血圧、高血圧クリーゼ、動脈血栓塞栓、静脈血栓塞栓、出血、消化管穿孔、瘻孔形成、甲状腺機能障害、創傷治癒遅延、可逆性後白質脳症症候群、肝機能障害、心不全

参考リンク

https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291027F1

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インライタ(アキシチニブ)

  • [公開日]2017.03.13
  • [最終更新日]2017.08.17

本ページは株式会社インテリムとオンコロで共同で作成しています。

概要

一般名 アキシチニブ
商品名 インライタ
治験薬コード
一般名英語表記 Axitinib
商品名英語表記 Inlyta
種類 分子標的薬
チロシンキナーゼ阻害薬
種類 VEGFR
投与経路 内服
適応がん種 腎細胞癌

特徴

インライタはチロシンキナーゼ阻害薬と呼ばれる分子標的薬の一種です。がん細胞が成長するためには栄養や酸素が必要ですが、これらを取り込むために新たに血管を作ろうとします(血管新生といいます)。がん細胞がVEGF(血管内皮増殖因子)を分泌し、血管内に存在するVEGFR(血管内皮増殖因子受容体)に結合すると血管新生の命令が伝わりがん細胞に血管が引き込まれます。この命令を伝える働きを持つのがVEGFR内にあるチロシンキナーゼという酵素です。インライタがチロシンキナーゼに結合すると血管新生の命令が阻害され、がん細胞に血管が引き込まれずにやがて死滅します。2017年2月現在、根治切除不能又は転移性の腎細胞癌に適応があります。

効能・効果

根治切除不能又は転移性の腎細胞癌

用法及び用量

通常、成人にはアキシチニブとして 1 回 5 mgを 1 日 2 回経口投与する。なお、患者の状態により適宜増減するが、 1 回10 mg 1 日2 回まで増量できる。

重大な副作用

高血圧、高血圧クリーゼ、動脈血栓塞栓、静脈血栓塞栓、出血、消化管穿孔、瘻孔形成、甲状腺機能障害、創傷治癒遅延、可逆性後白質脳症症候群、肝機能障害、心不全

参考リンク

https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291027F1

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