2月13日、MSD株式会社は、2月8日、抗PD-1抗体ペムブロリズマブ(キイトルーダ)とチロシンキナーゼ阻害薬アキシチニブ(インライタ)との併用療法において、切除不能または転移性腎細胞がんに対する製造販売承認事項一部変更を承認申請したと発表した。なお、腎細胞がんを対象としたインライタと免疫チェックポイント阻害薬との併用はすでに申請中の抗PD-L1抗体アベルマブ(バベンチオ)とインライタとの併用に続くに剤目の申請となる。
今回の製造販売承認事項一部変更承認申請は、国際共同第3相試験であるKEYNOTE-426試験の結果に基づいている。同試験においては、進行性または転移性腎細胞がんの初回治療におけるキイトルーダとインライタとの併用療法が、スニチニブ(スーテント)と比較して全生存期間および無増悪生存期間を有意に延長したことが示されている。
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