東京大医科学研究所が臨床研究を進める医学論文2000万件以上を学習した人工知能(AI)が、医師の診断では分からなかった白血病患者の病名を突き止め、治療方法を変えた結果、容体が回復していたことが分かった。同研究所は「AIが患者の容体改善に貢献したのは国内初とみられる」としている。
同研究所によると、使われたのは米IBMが開発し、2011年にクイズ番組で人間のチャンピオンを破り有名になったAIシステム「ワトソン」。人間の言葉を理解し、膨大な情報から解決策を導き出す能力があり、がん研究に関する2000万件以上の医学論文と約1500万件の抗がん剤情報を学習させ、診断や治療に役立てる研究を進めている。
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ニュース選定者:中島 香織
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